WSJの記事にもありますが、このままドイツ式緊縮財政を継続し、しかも金融緩和も充分にできないとなると、オランダ国民のユーロへの支持は失われていきます。
さらに、日本の円安はドイツのみならず、もちろんオランダにも打撃を与えます。といいますか、国内の民間債務が過剰になっている状況での輸出減少は、これはきついです。まさに、このままの経験をした日本国民であれば、わかるでしょう。
オランダはこのままでは「構造的な日本化」の道を辿ることになります。日本の場合、単に政策担当者がミスを繰り返した「政策的な日本化」でしたが、オランダの場合はユーロに加盟している限り、どうあがいても日本化の道を辿らざるを得ないという、まことに困った状況です。
そう考えたとき、
「もしかして最も早くユーロから離脱するのは、オランダになってしまうのでは?」
とすら思えてしまうわけです。




